SSブログ

被災地の夢を諦めない いてまえ作戦1まで完了 [プロジェクトB]

CA3E01810001.jpg 
ゴールに向かい漕ぎ続けるその手のチカラがありました。
朝からみんなで待ち合わせて積み込んだ信頼がありました。
一晩中諦めず探してくれた心がありました。
いまもたくさんの命と向き合うボラチーム、いつも暖かく迎えてくれるスタッフ、遠くからでも手を振るお客様。
みんなの気持ちを本当に運べていなかったのか、避難所スタッフにもう一度だけ真実を伝えたいと思います。

波で無くしてしまったけど、もしも手元に戻ればまた頑張れるのに。二度目の人生はとりまく体勢に頼らなくてもよくなるのに。。。
夢を諦めないで、
支援者みんなで叶えてあげます。


いてまえ作戦フェーズ1、もうすぐスタートします。
ツィッター欄中心にリアルタイム更新します。

-------------------------------
折り返し (2011.08.02.11:30)
さきほど10:15にたくさんの支援者の方々と別れ被災地に戻りはじめました。
積み込んだ物資とその量はもう、もう、想像を絶するものです。今のところ詳しく書けませんが、夢がかなうことの意味を皆さんにお伝えできるのはもうすぐです。
たぶん最初の公開はほかのBlogの画像欄でとなるかもしれません。
被災地では夢となるのですから、それは入手困難なものなんです。おそらく個人で持ってるのは現在わたしが日本一(笑)かな。でもそれは、それぞれの立場の方がめいっぱいこころを砕いて対応し行動していただいて始めてそろったものです。
それは政治のしがらみを必要としない、強いて言うなら自分達で勝ち取った権力そのものです。
それをどうして田舎感覚で政治家と関係を持ち解決しようとするのか。
夢の実現のために自分達で努力していく二つ目の人生の人たちが無駄なことにならないように。。。やはり悪はちゃんとすべきという心の葛藤がすごくて生き辛い。
支援していた避難所への物資は今日のようにたくさんの努力の結晶、それを改めて認識しました。
そして政治とのかかわりを絶つよう伝えたわたしに、『対応できないから全部返す、もともとなかったんだから我慢できる』と言い放った避難所スタッフの言葉だけが四六時中残り続けています。
たくさんの支援者の方々の協力を得れば得るほど生き辛く、許せない気持ちも強くなります。
結果これほどの特別な支援をいただき姿が見えなくなるまで全霊で見送っていただいているのに、気持ちが辛くて充分にお礼が出来ないまま出発して来てしまったこと。それを後悔にいたる以前に、避難所への支援がたった一人のスタッフのゆとりで全て悪になったことがどうしてもどうしても許せない。

それは自力だけで活動営利していると言うおごりや、自立した暮らしで支援の要らないと錯覚することのはじまりにもいえること。避難所の状況によってはそれをじでゆけるところもありますが、あそこはそんなわけがないしそれを一生涯いうことの出来ない立場です。ぶんをわきまえない、政治活動そのものの悪が全部そこにある。でもそれに気付くことはないんだと思います。
夢を実現できたことの意味、走って届けてわたし自身も実感しなければいけない。でもいま留まったままです。
『将来従業員をたくさん雇いたいっていう書き込み消したほうがいいですか?』
とわたしに問いかけたスタッフに

『そのままでいいでしょう』

とわたしが答えたのですが、そのたった一言にわたしが全身でこめたエールを受け取る事はなかったのかもしれません。
でも今からでも気付いてくれればそれは遅くありません。
夢の実現のための文章として残したこと、そしてそれがわたしの夢でもあるのだから。

-----------------------------
仮設住宅

Twitterに先日書き込みしましたとおり、ここで出てくるちょっとな避難所のほかに、誰にもわからない形でもう一つ、私設避難所を支援していました。みなさんにもほとんど内緒でスミマセンでした。
支援内容もいつもの電化製品だけではなく、その時必要なものもありました。
船を持っていらっしゃる方が避難されていたので、アイディアと販路その他ネットの支援もしてタコ漁を中心に通販をして資金を作っていました。完全自主管理の避難所でした。
わたしはそこの方々の日々の様子にとても感銘を受けて、正直公開して支援してトラブルとなっているほうの避難所とは180度違う進化をお手伝いしました。
7月31日最後に卒業の避難世帯は、近所ではなく別の行政区に就職も含めて世話しました。これも今回初めて公開しますが様々な縁故をここでは使いました。政治家に優遇をお願いしていることとはまったく正反対でした。

本来の町の行政はこの非常時ではトップダウン的だったりすることがあってよかったと思います。
でも南三陸でそうはならなかった大きな理由は、国会議員などほかの方面からの横槍りが入り方針が徹底しなかったことが一番の原因です(細かく取材した結果)。自分達の優位も含め町民の大義名分のようにさらに高いレベルの官僚を使い操作したことが結果たくさんの人の首を絞めている現実です。
そのなかにあろう事か現在もなお?のライフラインの不整備も含まれています。正直ビックリで、現在のいてまえ作戦と平行して取り組んでいます。
大きな避難所では問題がないようにカモフラージュされていますが、町のほとんどで不整備な案件があり、政治活動に利用されないようひそかに支援を実施しています(だって正直あそこでわたしは立候補したら受かっちゃうもん。。。なぐらい、逆に不支持を説けばあっさり落選のひともでるんでしょうね)。ここでこれを多くの方に先んじて公開したので、もし真似するやつがまた現れたら、皆さんの意思で行動してください(ニヤリ)v。

いてまえ作戦フェーズ1、まだまだ続行中です。まだわたしは新潟の状況確認にいますが、捕捉は続いています。

---------------------------
夢をかたちに (2011.08.03.23:00)

CA3E01730001.jpg
先日の新聞報道にあった物です。
この地域で漁をするのにも不可欠なもの、流れてしまった財産に等しいもの、捜し歩く方が多かったしこれがあればまた漁師が出来る夢のもの。
わたし達支援者が夢を叶え配りました。
これ配られた日にゃ。。。最終兵器状態だよね。
しかも数がすごいし、見えてない玉手箱。中には漁具一式がギッチリ詰まっています。中身のほうがさらに価値が高いですからね。漁師スタートセットです。
夢が叶った皆さんが、よし頑張っぺと思ってくれるのだから。
そしてさらに新しく望みが増えてゆくのだから。
やる気が沸いてきた皆さんに、新しい夢を叶えたいと思います。いてまえ作戦フェーズ2に移行済ませました。
支援者の皆さん、本当に本当に有難うございます。
わたしに幸せをいただけたこと、込めた気持ちが一番届かなければいけなかった人、それはわたし自身でした。
本当に有難う。
きっと避難所にもこうしてわたし達が込めた気持ちが届いていたんだと確信しました。
だってわたし達支援者はひとりも間違ったことしてないのだから、ピュアな元気の源は避難生活の皆さんにとってわたしの配った気持ちだったんですよね。

あなたが見たのと同じ光景です。
110803_2315~01.jpg
小さい人間と付き合っていたら、あなたまで実際一緒に卑屈になってしまっていますよ。
勇気を出してこちら側に来てください。大歓迎です。そしてご家族もそれを望んでいます。

CA3E01690002.jpg
今週のパスタ、試食良好です。是非また来てくださいね、みんなで一緒に食べましょう。出禁の人とはこれないけれど、こめちゃんのリードはすでにわたし達からのものです。


2011-08-02 12:16  nice!(0)  コメント(2) 

このブログの更新情報が届きます

すでにブログをお持ちの方は[こちら]


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。