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知床 になりました [Cosmic ray-data]

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スーパーサプライズの公開です。
はたしてたくさんの方に伝わっても良いかどうか少し悩みました。
それでもそこにあるものだから、皆さんになり代わって体験したこと一部ですがお伝えしたいと思います。
画像は例の水中カメラのもので何でも遠景に写ります。たいていの距離感は半分だと思ってください。
たとえば最初の画像のすぐ目の前のエゾシカ(オス)は5メートル無いぐらいです。

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雪道を歩いて知床五湖に行きました。ここまで入るためには許可が必要で管理された場所です。
いくつかツアーがあり行くことは出来ますが、実は厳冬期はなかなかチャンスが少ないこと、注意報や警報が無い日でなければ敢行されません。自然の厳しい場所なので条件のそろう日は少ないと思います。
そして・・・・
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ガイドさんと一緒ではありますが五湖のだいたいどこでも歩けちゃいます^^。
この画像はふつうにはありえない、二湖目の真ん中の島に上陸した時のものです。
通常(夏場など)は歩道をそれて立ち入る事が出来ないので、そうそう見つめることの出来ない光景です。
CNV000031.jpgまた湖は思いっきり凍っているので、その上を歩いて移動する事で短時間で全部廻る事も出来ます(ふつうは湖の周りをぐるりと巡る長いコースです)。

寒さが厳しくある程度の装備と五湖まで立ち入るために5キロほど雪中を歩くのですが・・・その価値はあります。
スノーシューというすぐれものを足につけて雪の上を歩きます。
これがあってはじめて実現する行程です。


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一湖目あたりにはオス鹿の群れがいました。さほど警戒せず木の皮や下草などを探して食べていました。

わたしが一湖の氷上を歩いて渡り始めると、オス鹿たちもすぐ近くから対岸へと歩き始めました。
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最終的には全頭が一列になり湖上の30センチほどの新雪の中を歩いて渡って行きました。
わたしがいても全くかまわず、とても凛とした空気感でわたしもシカ達の群れの中にいるような共有した感覚に圧倒され、ただただ渡り続けるのを見続けていました。シカ達とわたしが言葉の無い会話があるような一体感、知床の大自然に取り込まれた時間、今でも体が持ち上げられるようなビリビリした感触が思い出されます。
2頭が写る画像の鹿の様子、少しわかり辛いかもしれませんが2頭を比較して後ろ側のオス鹿は元気がありません。この冬季には去り行くもの、知床の本物の厳しい自然を一体に感じ それは圧巻でした。

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知床五湖は断崖の上にあり間近がオホーツク海です。
所々開いていますが流氷が白く埋め尽くす海でした。小さくなっちゃってますが画面中央右の岩陰にさっき湖を渡った鹿がいます。
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この画像の中には解像度的に写りこんでいませんが、双眼鏡では流氷上にゴマ粒ぐらいの見え方でオオワシがいたのを確認できていました。

この場所が一番よかったのですが、風が出ていたので三湖目まで進み湖畔の林の中でランチを食べました。
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たぶんモモンガかリスがいた様で、足跡のようなものが新雪にわずかに隠れてありました(画像に写ってませんでしたTT)。
食事は自然を害さないように残りカスの無いように気を使いながらサンドイッチを食べました。
珍しいと思ったのか好奇心だと思いますが色合いのハッキリした小鳥(ハシブトガラ)が頭上の枝に何度もやってきて、鳴きながら次々と林の中を移動して行きました。
アカゲラも木を剥ぐのに夢中でわたしに気づかなかったのか意外と近くまで来ていました。

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凍っているはずの四湖でしたが一箇所だけ水が見えていました。たぶん暖かい湧き水が出てるのだと思います。これも冬場でないと場所も状況も確認できないことなのかもしれません。
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五湖周辺には特徴的な木も多くありました。
画像のものは真ん中が中空で、幹の中心なのに向こう側の空が小さく見えています。
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全体ではこんな感じに大きく曲がっていて、風雪や倒木などの中で生き延びた古木でもあります。
太さはひと抱え程度です。そして穴が開いてはいても生きた木です。

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こちらは別の木ですが、更に太く人が入ることも出来うるほど中空です。そして上を見るとポッカリと抜けて空が見えます。画像は中心から上を見上げたときのものです。
この木も生きていて、夏には葉が茂ります。

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本当なら知床の山々が見えて絶景のはずの五湖目です。ちょっとだけ見えましたがほとんどが降りしきる小雪の層でかすんで見えませんでした。。。

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どの湖も氷で閉じて、更に新雪が積もり雪原のようになっています。
五湖目の標高は239mの表示です。スタートは海に近い管理事務所からの歩きだったので、この数字のまま雪の中を登ってきたことになります。厳冬期はちょっと誰でも来れるというわけにはいかないかな。CNV000021.jpg
知床五湖を離れて帰り道、遠くオホーツク海を望みながらの下りです。

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わずかの移動で雪になり、またしても絶景ポイントでは画像ナシです。でも見た目には合い間に山々が見えていました。人を寄せ付けない本当に厳しい自然だと思いました。

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知床五湖を訪れた方なら必ず通る一本道です。見覚えある方多いかもしれませんね。
冬場はこんな感じ、誰もいません。雪が明けてすぐに観光のために車が並び渋滞する場所でもあります。でもできるなら、いつでもずっとそっとしておきたい場所に思いました。


2010-02-23 01:41  nice!(0)  コメント(36) 

サプライズ その2ぐらい [Cosmic ray-data]

もう一回、今月中に行きます。。。はははははぁ(^^;)
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今度は結氷してるところに行けそうです、流氷の上を歩けるはずです。
ほかにも知床の自然に会って来たいと思いますが、今度こそ一番寒さの厳しい時期なので。
ちゃんと準備してゆかないと大変なことになってしまいますからね^^;
最近の ぐるり北海道フリーきっぷの旅シリーズ①~⑩ Blog

いろいろ JR北海道様 に正式に問い合わせをしたところ、丁寧にきちんとした形で回答頂いて
当たり前だけど『またのご利用をお待ち申し上げております。』と書いてあったので
ハイわかりました とまた予約してしまって・・・。
  これでいいのかなとか思いますが、
  前回同様、今日行程費用の同額をハイチへ募金させて頂きましたので、先んじて皆さんに報告いたします。


2010-02-13 20:14  nice!(0)  コメント(31) 
共通テーマ:スカッとゴルフ パンヤ

流氷 になりました

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お約束のスーパーサプライズ
まだデジタル化してないので、あとでまたダイレクトプリントな画像に差し替えますから
また見に来て下さい。

先日知床で流氷に混じって来ました(^_^)v。
わたし海に落ちてるわけじゃ無いですからね
流氷の赤ちゃんたち
シャーベット状の海に入って来ました。
全くもって地球の一部になって、なんとクリアな気持ちだったことか。。。
全くなにも思いつかないんですよね。
不思議な体験でした。
天候など条件がそろわないと出来ないのですが、自然の豊かな場所でとてもいい体験しました。
最後の一枚は海面というか流氷面からみた地球です。
流氷達はオホーツク海を漂いながら、まあるい地球を見てるんでしょうね。

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2010-02-06 20:31  nice!(0)  コメント(37) 
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