SSブログ

被災地にチカラを

CA3E0290.jpgそしてこれがラストショットです。
母を津波でなくしたわたしの前で3月11日を楽しげなイベント話しにして語って頂いたスタッフが許せなくて、ドッグウッドのスタッフと言うより宮城県民と見るその関わり 全部がわたしには何もかもつらくなってしまいました。
実は宮城でも都市部中心に様々な被災地らしくない出来事に多々あってきました。
眼前での事に正直ここに関わることになったきっかけさえ憎しみに感じてしまうほどです。
たくさんの被災者が助かったとか、被災地に希望をくれたとか、様々な言葉を頂いた事すらちゃんとわたしの心に届いていません。
たった独り市民の勝手なことのようですが、ここでは宮城全部に置き換わるそれこそがすべて、実態です。
ドッグウッドスタッフには、自らが被災犬猫を預かる自覚と被災者の辛さを今一度考え直し、半年のこのコンサートからリスタートする事を支援出資者として強く命じます。
最後に来た支援要請メールが乳児用の紙オムツです。
これを届けることなく離れる事がわたしについた傷そのものだと感じています。


2011-09-17 16:52  nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:moblog

被災地歌津なう18

CA3E0498.jpgここでたくさんの被災がありました。
それは人も動物も思い出も、その日から数日、数ヶ月、そして今日もリアルタイムで進行しています。

404さんならちゃんと聞いてくれるから、とその日お父様様が間に合わなかった坂で気持ちに整理をつけるためにわたしに話してくれました。
1度目の波がゆっくり家を浸してゆっくり引いて。2、3分して家の近くでみんなでぼう然と眺めていたら、『デカいぞ、逃げれ!はやく走って、逃げれ、逃げれ!、あー』と声がしてこの坂を登ったの。
犬に片手を引かれ、片手を父ちゃんとつないで。


父ちゃんの手が離れて見たら、長靴で転んで。
なかまが2人起こしてくれていて、私は
犬に引かれて走って走って。
みんなのいる坂のカーブを曲がった上で振り返ってずっと待ってた。
凄い音がしたんだか、何が見えていたか覚えていない。
1分経って仲間が一人登ってきて、ずっとカーブの下を見ていたら、もう一人の仲間が泥だらけっぽくなって上がって来て。
みんなでその人を掴んで登り直してずっとまったけど、父ちゃん来なかった。
妹が『父ちゃんだめだな』と言う声だけは良く聞こえたよ。

んだども、いま話して良かっだわ。やっとホットした。病んでたけどもう平気だべ。


でも、泣いてたよ。笑ってないその人が新しく家に住むまで、ずっと支援が必要です。


2011-09-17 13:54  nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:moblog

このブログの更新情報が届きます

すでにブログをお持ちの方は[こちら]


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。