SSブログ

被災地歌津なう11 [プロジェクトB]

(汗)前記事の追記がうまくアップできなかったのでここに書きます。
CA3E0410.jpg
ここへ来る途中の仮設住宅にも支援をしているので、どうしても最後のこの仮設住宅への支援量は少なめです。。。
前回紹介した巨大スーパーの食品たちもここに届けましたし、近県への調達の際に購入した果物も置きました。

CA3E0411.jpg
台風の影響の少ない朝早くでしたが『いまどの辺?』と、うたばぁからチェックの電話かかりつつ泊浜仮設に支援の画です。
みんなが覗き込んでいるのは次回の支援品のサンプル。ほかの仮設住宅への支援で得たノウハウで何が必要かわかっているし泊浜特有の感覚もよく理解しているので、はずすことなく支援は順調に進んでいます。
支援は段階的にしています。順序良く支援品の種類を持ち込むことでみんなの復帰の力を引き出す目的です。

CA3E0412.jpg
ここは泊浜に一番近いガソリンスタンドです。最近になり、ちゃんと看板もメーカーから用意していただいた公認のスタンドです。
砂利敷きのガレキの中のほんの一角ですが、地域の皆さんが利用するガソリンスタンドです。
この向かい側にまだ手付かずの場所があり、そこに本来のスタンドがありました。
3月11日お昼ごろ、地下タンクに満タンに入荷受け入れを済ませた直後に被災しました。
かろうじて残った燃料を地域の方に配りみんなの命を助けたスタンドです。
地下タンクの燃料は全て廃油、そしてスタンド施設も全壊、何よりその場所に行く道も今まだありません。
小さなお子さんのいるこのスタンドに早くから支援をしています。スタンド設備の一部も支援品です。保育園の迎えなどの必要から現在夕方早くに店じまいが続いています。
この方も今回の支援先の仮設住宅に住んでいます。そしてわたしは支援品を先に渡すことも時々しています。
『みんな協力し合っての今だけど、お子さんも居てあのときに助けてくれたこの世帯はわたしにとっては特別に思っています』と、みんなの前であらかじめ宣言しました。それをどう受け取るかはわからないけれど。
仮設住宅は避難所とは違います。みんなが均等に支援を受け取る権利はありません。みんなそれぞれ世帯単位で暮らしてゆくのだから。。。
被災する前の町では、子供たちは大切にされ、お年寄りや不自由な暮らしの方に思いやりを持ってみんな暮らしていたはずです。その素敵な雰囲気の町をもう一度ここで作り直すことはそんなに難しくないはずです。支援はすべて将来あるべき町の姿を想定しながら続けています。ただ届ければよいわけでもないし、たまにやってきてこれ見よがしに支援してもむしろ悪です。
そしてわたしがこれからする支援の必要のない裕福な方も入居してる事実もあります。
どんな結果になるにせよ、復興に向けてみんなのチカラになれることは全部したいと思います。


2011-09-03 05:20  nice!(0)  コメント(4) 

このブログの更新情報が届きます

すでにブログをお持ちの方は[こちら]


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。