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被災地歌津なう15 [プロジェクトB]

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記事書こうと思ったらどっさり連絡メールが来て調達に走ります><、
わたし達の物資基地、それでも全然足りません。
画像のうち、大きい箱のものは組み立て前の収納倉庫です。
現在、南三陸町の志津川、歌津、石巻市などに支援していてガレキの荒野にポツンと倉庫。
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こんな感じです。
画像は報道などで有名な南三陸町防災センターのすぐ裏で志津川商店街復帰第一号の乾物のり店に設置しました。
残念ながらいまは観光のお土産やさんになってしまっていますが、次々と商店が復帰することを願っています。

そして2Lの水はスコップ団からのものです、わたしに託してくれた平さんありがとうございました。
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軽トラにいっぱい積んで雄勝半島の小さな入り江の集落にある仮設住宅に届きました。
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そして夜のうちに泊浜仮設にも半分届けました。
そしてマーちゃんの家にも届くようにお願いしてきました(トラックがでかくってこの先の道による入るのが難しかったため)。
支援に理由は要らない、スコップ団の皆さんの気持ちが歌津半島の先まで届いたと思います。本当にありがとうございます。

歌津への支援物資調達に向かいます。
被災地に何が足りないか、それは世界の皆さんの関心です。
報道やポスターとは違うと涙を流して昨日関西に戻ったボランティアの方々の気持ちに気付いてください。
選挙などを控え、報道は管制されています。。。


2011-09-13 10:18  nice!(0)  コメント(2) 

被災地のお祭り [プロジェクトB]

ありとあらゆるお祭りが自粛の中、しかも震災半年の慰霊祭が行われたこの日にここではむしろ近年停滞気味だった神事を復活させてまでお祭りをしました。祈祷は前日dogwoodボランティアの皆さんが全損の町を見下ろした避難所の駐車場です。
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津波でもかろうじて残ったおみこしを出して御下がり(川にみこしを漬けて清め神を敬う)をして、あの日必死で駆け上った坂をねりながら高台のここへみんなの笑顔とやってきました。
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子供用の飲料水を積んできたわたしのトラックも祈祷のおみこしと一緒に並びました。
コカ・コーラいろはす555mlを、この高台にある幼稚園、小学校、中学校に合計210ケース2.8トン支援しました。
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この地域では子供たちには水道水を飲ませていません。それぞれ園長先生や校長先生教頭先生がじきじきに運び込みをしていただいてちょっと恐縮(元悪的に[たらーっ(汗)])ですが、それだけ大切なものなんです。わたしがなんでこんなにも子供用飲料水にこだわるかは、被災地の実情そのものを皆さんにも訴えているからです。

隣の南三陸町では慰霊祭を町行政総出で取り組みましたが、報道配信は共同一社がまばらな来場者席のアップでスチール一枚画像のみ。もちろん慰霊も大切だけれども。
町が本当にしなければいけないことは、慰霊のアピールではなく復興を目指す町のチカラの養成だったのではないかと思います。慰霊祭のその日、わたしは気持ちが不安定になったと連絡いただいた南三陸町内の数世帯を回る結果だったことを被災地の現実として伝えたいと思います。
半年と区切るなら何をしなければいけないのか、わたしがイベントに積極支援したこの町との差は大きすぎると思っています。

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イベント準備中の早朝からこの高台にやってきた仮設住宅暮らしのお年寄りです。
前日にも書きましたが、ここからこうして全損の町を見るお年寄りの視線の先には何十年もここで過ごしたもの全てが見えているんだと思います。
『慰霊祭なんて後ろ向きナことよりも、お祭りで前向きなほうがそれはそれは亡くなったみんなも上から喜んでみてるっさ』と。
この方は、海沿いの店で商いをしていたときのこと、そしてやっぱりあの土台だけの家はお得意さんでとか、あそこの家の人はどおだったとか、いつまでもたくさん話してくれました。

そして・・・
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このお祭りの場で、商いのお客さんたちと再会をして、お昼ごろまで次々となじみの方と話し込んでいました。
支援してよかったと思いました。

暗くなり始めてからNHK特集を仮設住宅で一緒に見たり、2時間以上長電話したり、メールで複数並列してやり取りしたり、たくさんの世帯とコミュニケーションして南三陸町で一晩待機し続けました。
こんな日がずっと続くんだと思います。さっき仙台の調達先まで移動しながら何回か仮眠しましたが、それでも出来るだけ心の支援もしたいと思っています。時々わたしが全てをかけて支援したいとここにも書きますが、それでも足りないほどの状況です。
宣伝ポスターやさまざまな報道管制など、結局真実が伝わっていないことに政治的圧力を強く感じる日々です。
前日この全損の町を見下ろす避難所を始めての被災地内として訪れたわんにゃんボランティアの方に今日になって感想を聞くことが出来ました。多くの方がその場では状況を理解できない、次元の違いから言葉も無く挨拶だけしてその場を去る様子と似ていましたが、彼女の場合は少し違っていました。
実際に被災した方がいるその場では申し訳なくって泣けなかった。あまりにも報道と違っていて気持ちに行き場がなかった。
結局今日になってわたしの前で大泣きとなって、それでもわたしはそれぞれのディテールをもう一度説明するしかないけれど。
その状況を生き残った動物達のために来月もう一度滋賀から来ますと言ってくれたその言葉が、お世話ボランティアで動物達と接する姿勢からきっとわんこ達にゃんこ達にも伝わっていたと思います。
わたしたちもその言葉に負けず、担がれてその場にいるわけではない第一線を再認識したいと思います。


2011-09-12 10:00  nice!(0)  コメント(0) 

被災地の心 [プロジェクトB]

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被災犬たちと過ごすボランティアの皆さん、日中は暑い仙台青葉区です。
『かわいそうだから』、『自分で出来ることをしたいから』、理由はたくさんあってお世話しているのだけれども、動物達の本当の姿が見えているかはわたし自身も判りません。
あの日何十何百万単位でそれぞれの生命のストーリーがありました。
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昨日もわずかですが遠地からボランテアにこられている方々に被災の真実を伝えるお手伝いをしました。
実際にこの場所から黒い波が全てをのむのを見ていた被災者の方に説明をお願いしました。
わたし自身からご本人にはむごいと思われることをいくつか聞き出すことをしますが、それは真実を伝えるため、被災同士理解ある範囲の中でのことです。ご自分の家がこの更地のどこにあり、そしてその最後の様子を見ていたはずなのに覚えていないこと(口には出せないこと)までも話していただきました。

きっとここに来る方はもとの町の外観やただの広場しか理解にいたらないかもしれません。
でもこの町の方々はみんなで新しく集団移転して暮らそうと国会まで行って頑張っています。
そしてその頑張りの全てがこの画像の中にあります。^^、わかりますか?
何にもなくなってしまった中で、ビールケースと誰かの家のものだった柱を使い見晴台を作ってあるんです。
自分達の被災を出来るだけ多くの方に知ってもらおうとする事はもの凄い勇気です。それに立ち向かう地域の皆さんの心の葛藤は想像を絶するチカラです。
いまだに被災した自分の町に出れない方が多いという事実があり、それが本当の災害をうけるという被災の真実です。
そしてもう一つ、椅子が置いてあることにも気付いて欲しいんです。
町のお年寄りがひとりずつここにやってきて、ずっとずっといつまでも更地を眺めて過ごすことが多いために置いてあるんです。
だから一つだけです。
時々ここに来るわたしに手招きして、あそこに誰が住んでいて最後に何か探してたんだろうかまだ見つかってない。あの角の家の子は仙台で結婚したんだってけどお母さんきっとあの世から見てるよね。
と、たくさん話してくれるお年寄りがたくさん次々とやってくるのです。時にはお年より同士顔をあわせて『やれ、どうしてたの?生きてたかい!』ということもここでは結構多いです。もう半年たちますが、多くの地域の被災者のほとんどが知り合いに合うことが少ないんです。特に自分で車で出掛けることが少ないお年よりはなおさらです。
みんなに再会する場になればという願いもこめて、本日ここで町独自のお祭りが行われます。波から残ったおみこしを出すことにもなりました。
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大量に支援しました。
町のみんなの気持ちが前向きなのだから、このほかに若い方中心となったお祭りの反省会?用の国産牛も?十キロ。。。
この町を応援しています><、。
半年の節目、隣町では慰霊祭が行われます。勿論慰霊も大切ですが、それを踏まえたうえで一歩前を向くこの町を支援することにわたし自身も元気を出しています。一緒におみこしかつごうよ、わたしが炊き出しするからお昼にきてよ、とこの町の方々に誘っていただいた言葉。わたしと、このページでわたしを支援していただいている皆さんの心に大きく響いていますよね。


2011-09-11 07:36  nice!(0)  コメント(0) 

被災地歌津なう14(リンク:RT希望) [プロジェクトB]

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このコンクリートの土間にダンボールを敷いて、面積が足りないから交代で休みながらあの日から10日以上過ごした方々がいました。海岸沿いの高台のこの広い倉庫で寒風が吹き抜ける3月11日からのことです。あさ目が覚めた女性の足に雪がうっすら積もっていた日もありました。
もう二度とあんな思いはしたくない。
そしてもう寒い思いをさせるようなことが無いように。

この被災の支援で一番重要なことは命を支えることです。そして直面した不安が再来しないように支えることです。

全て何にも無くなり、昨日まで一緒にいてこれからもずっと一緒のはずだった肉親をなくし、ここでどんな思いで時を過ごしたか。
ここにいた多くの方に聞き込みをしましたが、全員何日ここで過ごしたか覚えていません、全員です。
その記憶は深く心に残り、これから冬を迎えるにあたって不安や心理の不安定もどんどん進みます。
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お待たせしました、電機メーカーのみなさん出番です。
流通倉庫から運送会社様の留め置きで大量に丸ごと全部調達です(一部画像で紹介です)。
すでに述べ300基以上を歌津に配りました。そしてまだ数十基が被災地で待機中です。
仮設団地であっても世帯として独立したものとしての支援を続けています。常に全員が均等とは限らない現実、それが冷遇や差別から来るのではなく、あの波の直前までみんなで助け合って思いあって暮らしていた町を取り戻すため。
それぞれを尊重し思いやりのある町の復活を目指して、わたし一人だけが取り組んでいるのだろうけれどずっとそう続けます。行政も誰もそう取り組まないのだから。
そのために世帯として在宅被災世帯も仮設団地世帯も同じ支援をしています。
歌津では現在宵の口などでも15℃を下回る日が続いています。ここは東北地方です。

一度支援をしている方がほとんどだと思います。でも季節が変わり状況もどんどん変わっています。
今一度ご自分自身の暮らしを見渡し被災地の様子を比べてみたうえで、出来る支援を再度お願いしますm(_ _)m。
支援方法がわからない場合はお問い合わせください、また遠くても物資の引取りに行っています、ご連絡ください。

ハエ獲り紙から漁具漁船まで支援しずっと現場にいるわたしから、是非皆さんにお願いです。


2011-09-10 08:29  nice!(0)  コメント(4) 

被災地の夜明け [プロジェクトB]

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ガレキも撤去され広大な更地になった国道にポツンとバス停があります。
ここがかつて栄えた町だった、その名残で同じ場所に設定されたバス停です。
そのはるか向こう、丘の上に明かりのある施設、そこが支援先の小泉地区の集会場です。
避難所もかねた学業施設の一角、保育園の並びに建つプレハブ小屋が集団移転を推進する地区の拠所です。
行政区は気仙沼市、でも以前は本吉町として合併した地域でした。

夏の初め、わたしが急遽の支援依頼で扇風機を届けた本吉診療所にはお医者様がおらず看護士若干名が必死に対応する
不自然な診療施設でした。
そして昨夜も支援した本吉小泉地区の集会場もなぜか空っぽのプレハブ小屋だけでした。集会場となす設備が一つも無い
不思議な場所でしかありませんでした。
不平等とわたしの責任の範囲ですが明記します。
診療所に扇風機、集会場に住民イベントの支援やいすやホワイトボード、全部わたし達の支援で始めて機能することばかり。
この街の行政は麻痺しているのかあるいは前出の不平等に徹しているのかどちらかだと再度明記します。

このての不自然な事ばかりすごい数の事例があります。それを丁寧に公開することをわたしは続けてゆきたいと思っています。

昨日は早朝に東京に戻り母の霊前に泊浜仮設の皆さんからの志をそなえました。
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CA3E04440001.jpg近所の駅で都内の画像を被災地の世帯に送りました。
『ここでは平日昼間でも地下鉄が5分おきに走り、都営バスも3分かからず次のがやってきます。
改札で携帯をかざすだけで朝5時前から深夜1時過ぎまで安価にいつでも利用できます。
お子さん達はきっとこんな街で暮らすことになるのだと思います。その為に万全で充分な復興をしておかなければいけません』何組かの支援世帯にこの駅前からメールをしました。

わたし自身が週何回か打ち合わせで東京に帰る度に、被災地の状況の劣悪さに怒り、復興に強い決意を感じています。
いつか支援した街の皆さんも被災した地域の皆さんも一緒に様々な振興がなされるように。
わたしが見ているこの街の景色の中には被災者の方の歩く姿も見えているし、同時に被災地では頑張ったチカラに共鳴し訪れる支援者の皆さんが泊崎荘でゆっくり過ごす様子も見えています。それは幻ではなくやがて現実になることとして・・・とても色鮮やかな光景としてわたしには見えています。
それがわからない被災を食い物にするやからを野放しにしないことが必要です。その為に被災地では何がおきているのかを公開することを続けてゆくし、そして皆さんの気持ちがお互いに通じ合う支援も続けてゆきます。
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その朝東京からメールした世帯に夕方支援をしました。お礼に頂いたその高校生が作ったおむすびが宝物に見えてなかなか食べれなかったです。

いつも訪問ありがとうございます。お返事も訪問も間々なりませんが、一人でも多くの方にリアルタイムな被災地が伝わりますよう今後もたくさんの方とのコミュニケーションが大切です。ご協力とともに、かたち無くても応援いただく支援をいただければ幸いに思います。
過日よりまた少し揺れを感じることが多くなっていて、在宅・仮設・避難所などで暮らす方の不安は増長しています。
あわただしく被災者の方々と連絡を取り合うことが多くここからの発信が精一杯になっていますが、より多くの方に実情と何より気持ちが届くことを希望します。
また朝が来ました、今日は佐沼の道の駅で待機しましたがこれから何軒か回ったのち調達に向かうため早々に出発します。
今日がまたみんなに上向きな日でありますように走り出したいと思います。


2011-09-09 07:05  nice!(0)  コメント(4) 

被災地の夜 [プロジェクトB]

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激しい雨でしたが気が付けばいつもの星空です。
冬の星達がたくさん並ぶ中、一晩中走って心配事を一つでも減らす支援を続けています。
もう寒い思いをしなくていいように、時代が変わっても真夏のオリオンに全てをかけて託す強い願いは一緒です。

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昨夜の泊浜仮設住宅団地、降り始めの様子です。

ひまわりも落ちて気持ちはお互いに通じ合いました。結局正しく落ち着く自然の摂理のそのままにです。
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亡き母に心遣い頂いて、みんなの前で泣きました。
あらためて泊浜の皆さんに心から感謝を伝えたいと思います。
ありがとうございました。走る時間になったのでまた伺います。


2011-09-06 04:32  nice!(0)  コメント(8) 

被災地歌津なう13 [プロジェクトB]

歌津中学校の運動会に行きました。
午前は体育館で。プログラムを変更して屋内でも出来るもの中心に行われました。
そもそも組み体操とかは体育館で練習していたしそれでふつうだったかも。
お昼時になってわたしが来ていることがバレて。。。
朝のうちに届けた支援物資のお礼もかねて、夕方になってから中学生からメールが来ました。
ふだんグッタリしてのんびり系のその子が活き活きとして中学生らしかったのをはじめて見た感じでした。
わたしのほうこそ元気いっぱい貰えました。

昨日たくさんの仮設に届けたのがコレです。
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それぞれお試しでどっちが優秀か。。。
街中の感覚ではコンバットだと思いますが、地域的に人気はアリの巣ころりです。価格もそんな市場性を反映してるんですよ。
畑やら野原、造成して建てた仮の家なわけだから当然自然の勢いのほうが断然強くって部屋の中に行列有りです。
台風の影響は少なかったのですが、実は影響の出始めた初日の夜中に高潮が心配だから見てきてと連絡もらって、夜中の河口に見に行ったのですよ。。。
いつも漁協の番人がいるのですが(後で理由記事書きます)、ぐっすり寝込んでいてついでに合法的にサックリ全部取材させていただきました。関係者まっつぁおの一文でしょうね。寝込んで役に立たなかったやつが悪いのですよ。
それにそのレポートはすでに中央に送りました。
高潮の心配で学校を休んだりする事例もあったし、影響の出方が違うけれど被災地では違う意味で強力な台風でした。
漁協台風クラブ(なつい)な日かな。


2011-09-05 07:55  nice!(0)  コメント(2) 

被災地歌津なう12 [プロジェクトB]

今日歌津中学校の運動会が行われます!!。
風がありますが空は雲間から明るい光が差しています。6:00ゴーサインです^^。
にぎやかな地域自主イベントは最近とっても多いです。先週は平成の森で歌中野球部員の卒部イベントがあってOBもたくさん集まり試合もしました。

子供たちが限られた環境と暮らしの中で、本当の意味で葛藤と背中合わせで心も体もがんばっている姿。わたしには皆さんと違う状態として子供たちの心が透けてる感じです。彼らはわたし達全員の希望なのかもしれませんね。
3月11日、志津川の一番海側のマンション屋上で波に浸かりながらも助かった高校生がバイクの免許を取り学校へ自分で通えるようになりました。わたしが世帯支援している方のお子さんです。連絡つかず場所的にダメだと覚悟した子と連絡がついて、その時のご両親の気持ちは計り知れません。
昨日早速バイク乗る時のジャンバーの支援依頼があり、ご家族おそろいのデザインで用意しました。ついでにママさんの靴もです。
『っか免許取得[ぴかぴか(新しい)]おめでと~[るんるん]!!、何回かすっころぶんだろうな。。。ニヤリ』というわたしのメールに『・・・でしょうね( ̄ー ̄)(笑)』と返信の母ちゃん、心配よりもうれしさのほうが大きいんですよね。
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夕方になってから母ちゃんに連絡頂いて向かった調達先にあった指定の靴は、以前わたしが支援した靴と同じデザインでした。
品薄で現品限りだったのでもう一足って感じの自分にご褒美でしょうね、サイズがわかってるから黙っていてもわたしにはバレバレです^^;。本当にうれしい気持ち、よく伝わってきます。でもまだまだ、がんばりましょうね。お子さんがハタチになるまで使えるパソコンだって、わたしにとっては先を見た支援です。
わたしが最初に育てた母子家庭の姉弟たちがちょうど同い歳ぐらいでね、なんだか自分の子供のようですとその世帯に伝えたことがありました。生き残ったチカラがやがて爆圧的に活躍する日が来るんだと思います。でもそんなことを夢見てはいなくって、幸せに暮らし続けられますように。母親だったら皆そう考えてると思います。そしてその先のための支援はこれからもずっと続きます。


2011-09-04 06:38  nice!(0)  コメント(4) 

被災地歌津なう11 [プロジェクトB]

(汗)前記事の追記がうまくアップできなかったのでここに書きます。
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ここへ来る途中の仮設住宅にも支援をしているので、どうしても最後のこの仮設住宅への支援量は少なめです。。。
前回紹介した巨大スーパーの食品たちもここに届けましたし、近県への調達の際に購入した果物も置きました。

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台風の影響の少ない朝早くでしたが『いまどの辺?』と、うたばぁからチェックの電話かかりつつ泊浜仮設に支援の画です。
みんなが覗き込んでいるのは次回の支援品のサンプル。ほかの仮設住宅への支援で得たノウハウで何が必要かわかっているし泊浜特有の感覚もよく理解しているので、はずすことなく支援は順調に進んでいます。
支援は段階的にしています。順序良く支援品の種類を持ち込むことでみんなの復帰の力を引き出す目的です。

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ここは泊浜に一番近いガソリンスタンドです。最近になり、ちゃんと看板もメーカーから用意していただいた公認のスタンドです。
砂利敷きのガレキの中のほんの一角ですが、地域の皆さんが利用するガソリンスタンドです。
この向かい側にまだ手付かずの場所があり、そこに本来のスタンドがありました。
3月11日お昼ごろ、地下タンクに満タンに入荷受け入れを済ませた直後に被災しました。
かろうじて残った燃料を地域の方に配りみんなの命を助けたスタンドです。
地下タンクの燃料は全て廃油、そしてスタンド施設も全壊、何よりその場所に行く道も今まだありません。
小さなお子さんのいるこのスタンドに早くから支援をしています。スタンド設備の一部も支援品です。保育園の迎えなどの必要から現在夕方早くに店じまいが続いています。
この方も今回の支援先の仮設住宅に住んでいます。そしてわたしは支援品を先に渡すことも時々しています。
『みんな協力し合っての今だけど、お子さんも居てあのときに助けてくれたこの世帯はわたしにとっては特別に思っています』と、みんなの前であらかじめ宣言しました。それをどう受け取るかはわからないけれど。
仮設住宅は避難所とは違います。みんなが均等に支援を受け取る権利はありません。みんなそれぞれ世帯単位で暮らしてゆくのだから。。。
被災する前の町では、子供たちは大切にされ、お年寄りや不自由な暮らしの方に思いやりを持ってみんな暮らしていたはずです。その素敵な雰囲気の町をもう一度ここで作り直すことはそんなに難しくないはずです。支援はすべて将来あるべき町の姿を想定しながら続けています。ただ届ければよいわけでもないし、たまにやってきてこれ見よがしに支援してもむしろ悪です。
そしてわたしがこれからする支援の必要のない裕福な方も入居してる事実もあります。
どんな結果になるにせよ、復興に向けてみんなのチカラになれることは全部したいと思います。


2011-09-03 05:20  nice!(0)  コメント(4) 

被災地歌津なう10

CA3E02570001.jpg 
南三陸町に一番近い道の駅、誰もいません。
ボランティアの集結所にもなっていたし、朝にはいっぱい人がいて自衛隊さんだって休憩してた。
今朝南三陸町に入るボランティアはわたし独りだけになっちゃった。
泊浜仮設に向かっています。
また追記します。


2011-09-02 05:42  nice!(0)  コメント(1) 
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