ご縁 [Cosmic ray-data]
なにかポトッと肩に落ちてきたので『カラスにやられたか』と思ったら、
さくらんぼでした。
画像ではグロい色ですが、さくらんぼの淡いカラーでした。
酸っぱかったです。。。目が覚めました。
半分な世界 [Cosmic ray-data]
あやしい写り加減ですが、夜勤の途中で見上げた月。半月でした。
全員が非民間的な社風の中で、たった一人だけ最近やって来た高卒のこが私にこう言ったのです
『そんなのおかしいですよ、みんなそろって通用してないですよ』
社会に出てからまだ数十日、自称半人前なこが、真顔で私に言ったのです。
私も3年以上いたから奴らのペースになっちゃってたんですよね。
わたしは間違ってないんだと気づかせてくれました。
就業時間内でもただ暇つぶしをしてるだけ、仕事してるふりしてるだけ、なんと全員がです。
三年前、ここに来て最初に言われたのは『働かなくっていいんだよ、ただここにいれば』だった、ダルそうにアニメのひとコマよりひどく、しかも言ってたの今回蹴りつけてやった奴だったし。
早退したり、勝手に休んだり。私に『何で早退したらいけないの?』と真顔で訊いた人はそいつ一人ではない始末。
言い始めたらきりがないなんて。。。
負けてはいけないんだ、こんなご時世で年頃の娘さんがいるような家族がいるのにクビになったらかわいそうとかが先に思いつくのだけれど。散々ゆがんだ状態が少しでも正しくなるためにはかなりのエネルギーが必要なんだから。。。まだまだ頑張ろう。間違ってるって思ったのは独りじゃなかったんだから。
最後まで頑張ろう。
夜勤の帰宅の始発を待ちながら、まだ静かな街の中で。遠くまで澄み切って響く鳥たちの声、遠くからでも漂う植物のいぶきの匂い。人はぜんぜんいない時間帯なのに、自然界な街は今が一番にぎやかです。
決意を持って、そしてこれだけの街の様子がわかるなら、きっとわたしは大丈夫。